このような仕事をしていると

いろいろな価値観を持ってる人が来ます

あるお客さんで土地柄ですが和尚さんがこられます

その方は本当に努力されている方ですが、

名前を売るとか地位を上げるとかは一切されません

あまりみなさんはお坊さんのことはおわかりにならないと

思いますが、あの世界も一般の世界と変わりません

目立ちたい人もいればひたすらその道に励むことを

する人もいます。

戒名ってお金がかかるの知っておられますか

それもランクがありそれに応じたお金が動くのです

その和尚さんはその戒名代も取られません

かかわった人みんな家族だという考え方で

「家族からお金をとるか？」

という考えの持ち主です

それこそお経を一生懸命に読み勉強し

仏教道にまい進しておられる

私はそこに共感を覚えます

私もよく

「もう少しお金を取れば」

といわれます。

しかしできません。いかにそのひとを助けるかそのためには

できるだけ安くしてあきらめず来てもらう

そしてそれに私は100パーセント答える

きれいごとだと思われるでしょうが

足らない分一生懸命副業をしてこの院を維持するために

まい進しております

私はカリスマになる必要はないのです。

目立つ必要もない。ただ私を頼ってきてくれる人たちを

助けるだけです。

商売は目立っていくらかもしれません

でもわたしはそれができません

空手でもそうだし、音楽でもそう・・・・

縁の下の力持ちこれが私の人生です

名もなき草にもなにか役目があるのです

その名もなき草になりたい。

微力ではあるがわずかでも何かをする。

これって生きるということでは立派ではないかと私は思います